去年行った香港でなんとなく購入したもの。
おもしろそうで買ったものの、いまいち使い方がわからず放置していました。
で、いざ調べ始めたら「なつめ」のどつぼにはまりました。
蜜棗ってなに?棗の種類なの?砂糖漬けなの?
というところからスタートした
棗についてのご紹介
ワタシが調べた限りで忘れないようにまとめていきます
まず、よく間違われる「なつめ」と「デーツ」の違いから
なつめ[棗:クロウメモドキ科の落葉高木]
中国や西アジア
漢方に使われたり韓国料理に使われるのはこっち
デーツ:Date [棗椰子:ヤシ科の常緑高木]
ナツメヤシの果実のことを「デーツ」
アフリカや中東でよく食べられる。
甘くておいしいとアフリカに行っていた身内がいってた
デーツはヤシ科なので、なつめとはそもそも違うんですね
では、次に私が混乱した「大棗:たいそう」
漢方でよく出てきます。
紅棗や黒棗やなんのこっちゃですが、棗の加工の仕方の違いのようでした
簡単にまとめると
熟した棗を夜露にあてて日干ししたもので赤いから「紅棗」←食用
「紅棗」をさらに蒸して干したり、燻製させるんですかね、それを「黒棗」←生薬
この「黒棗」=「大棗」といって漢方の薬の名前になってるのかな
食用と生薬に分かれているようですが、「大棗」を料理にも使うこともあるらしい。
で、そこまではわかったのですが、問題は「蜜棗」
「蜜棗」とは「インドナツメ」の事を指すようで台湾でもよく生で食べられるそう。
また「蜜棗」とは「棗」の砂糖漬けとも。
え、じゃあ、これは一体なんなのかと。
そのうち
蜜棗的吃法
紅棗和蜜棗的區別 とまで
たいして読めもしないのに、延々ググったり、バイドゥイーシャ―したり。(笑)
蜜棗(インドナツメ)の蜜棗(砂糖漬け)なのか
棗の蜜棗(砂糖漬け)なのか
さんざん探した結果、
日本語で日本人の料理家の方が
香港料理を作ってた時に写真付きで
インドナツメの砂糖漬けを使うとあり、
きっと、これだな、と結論に至りました
つまり
蜜棗(インドナツメ)の蜜棗(砂糖漬け)か!!
これでやっとすっきりできる~
そのおかげで効果などもわかってきてよかったです。
食べ方を調べていて、「金:肺を補う」とか
冬にはちょーおすすめ!みたいなことが書いてありました
種類の区別がつかないと料理するのもね~
と思っていた矢先、
.....でた、
「南棗」
しかも
インドナツメのことを中国では南棗という、とか
黒棗/南棗ですよ、とか
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
疲れたので、友だちにきこう。(笑)
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